昨近、「寺離れ」や「檀家離れ」ということがマスメディアで盛んに言われています。
マスコミが盛り上げている部分もあるでしょう。それぞれのお寺の歴史や地域の事情もありますし、耳にするからといって一概にすべてのお寺に言えることではないでしょう。
しかし、実際にいろいろなお寺を回ってみると、「昔は地域の皆で協力していろんなことをやったけど、最近はお付き合いがないなあ」とか、「最近、檀家さ んに会うのって、葬儀や法事のときだけになっているような気がするなあ」といったお話を伺うことは確かに多くなったように感じます。
時代とともに人々のお寺に対する意識は変わって来ています。檀信徒さんたちの中で、「自分たちのお寺は自分たちで守る」という意識は薄れつつあるのかも 知れません。一般の人々にしてみれば、お寺の敷居が少し高すぎて、なかなか踏み込みづらいのかも知れません。
ただ、ひとつだけはっきりと言えることは、10年後、20年後、さらに30年後と、お寺の将来を考えたら、「お寺に行くのは特別なときだけ」ではなくて、「誰でもいつでも、気軽にお寺に来られる」ような関係を築いていくことが大切なのでは。
檀信徒さん、そして地域の人々とお寺との間は、今は点と点の関係かもしれません。でも、ちょっとした工夫やちょっとした取り組みで、その関係を太い線にしているお寺もあります。
そんなお寺づくりを目指す皆様を、『みんてら』がお手伝いいたします。
弊社は、創業以来100年余りにわたって、お墓づくりをサポートして参りました。おかげさまで全国約100箇寺でさまざまなお墓づくり、お墓の演出のお手伝いをさせていただきました。
そこで得た経験から
例えば、今話題の永代供養墓もこれからの世代に向け必要な施設の1つです。しかし、永代供養墓を建てたからといって、本来のお寺と人々との密接なつながりがかつてのように戻って来るものではありません。
まずは、お寺に人が足を運んでこそ永代供養墓が生きてくるのではないでしょうか。
「このお寺に行ってみたい!」「そうだ、お寺に行こう!!」「とりあえずお寺に行ってみようか」そんな身近なお寺づくり、それが弊社の考える『みんてら』です。